顧問契約の勧め
「顧問弁護士」は、耳にした事はあってもその業務内容についてはあまり知られていないのが現状です。
小さな会社だから…、従業員がいる訳ではないから…、サラリーマンだから…、紛争を抱えている訳ではないから…、
ご自身には縁遠い話だと思っていませんか?
そんな皆さんにこそ知ってほしい「顧問契約」について。本当は働いている方ならどなたにとっても身近で、今のビジネスの質が変わるかもしれない顧問契約についてご紹介いたします。
法律を事業に役立てる
顧問契約を締結しても果たして何を相談したらいいものか?
日々、業務は滞りなく行い、取り立てておおきな問題も起こっていない。それは、働く方々皆さんがもっている 「業務遂行面」からの見立てです。法律家はもうひとつ「法律」という見地からの見立てをすることができ、 顧問弁護士とはその見立てを業務に活かせるようご提案し、また法律的な見立ての方法を皆さんにお伝えすることができます。 「業務面」と「法律面」両方から仕事を見る事ができる「眼」を持てる ようになり、ご自身の業務へのアプローチが変わることでしょう。
日々の業務で顧問弁護士に相談すべき事、ちょっと気になる事を可視化
日常的な業務を行うにあたり、弁護士に相談する事は?と問われた時、特に思い当たらない、どんな事を相談すべきか見当もつかない、多くの方がそう思われる事でしょう。
- 欠勤をする従業員がいる
- タイムカードを推していない従業員がいる
- 担当者同士のやり取りが遅いプロジェクトがある
どんな職場にも見られそうな、そんな些細な出来事こそが、実は顧問弁護士に相談することであり、状況を把握して今後の見通しを立てるべきことでもあります。ご一緒に日々の業務を洗い出す事で、次第に相談すべき事が見えるようになり、業務の質の変化にお気づきいただける事と思います。
何をどのように見たらどのように対策すべきことが見出せるか。顧問弁護士と日常の業務をみながら「法的側面」から仕事を見る事ができる眼を養うことができ、結果、リスク管理だけでなく作業工程や業務時間の過不足についてよりクリアに見通せるようになります。
小さなお店でも。個人事業主でも。
小さな商店だから…独りで細々とした仕事をしているだけだから…そんな方には特に顧問契約制度のご利用が有益です。
プロジェクト毎にご契約書を交わすような業務の場合は内容の精査や着目すべき点などのアドバイスはもちろん、契約書を交わすような業務ではない、取引先とは口約束が多い、そのような方ほど顧問契約制度は役立ちます。それは単に契約書を交わすようにしてください、口約束は止めるように、という事ではなく、なぜそのようになっているかを整頓し、変更、改善、現状維持を含めてどの形がクライアントにとってベストなのかという事を整えて参ります。日々の業務をご一緒に見返す事で、ご自身の業務形態がどのような形をしているかを把握する事に繋がり、現状を多角的にとらえ、今後の見通しやリスク管理につなげる事ができます。
顧問契約制度はオーダーメイドサービス
顧問契約制度の業務内容がなぜ一般的にあまり知られていないのか?
それは、クライアント皆様それぞれにオーダーメイドをご提供するサービスだからです。
同じような業種や同じような規模の会社、職種や立場が同一でも一つとして同じ状況は存在いたしません。加えて個人が業務にあたる上で核としているものが違えば、似たケースの事案でも「どなたのケースか」でベストな対応は全く変わって参ります。顧問契約制度は、法律的側面から業務を見通す目を育てる一助となること、日々のやりとりを通じてお互いを知りご契約者様それぞれのオーダーメードを作り上げてゆくことを主としたリーガルサービスです。
料金案内
価格 | 備考 | |
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顧問契約料 | ¥50,000~(税抜)/ 月額 | 従業員数、事業所数など事業規模に寄り変動 |
料金につきましては、ご状況に応じて柔軟に対応致しますのでお気軽にご相談ください。